ベスト尽くし走り抜く/トライ開会式
あす号砲、健闘誓う/前回V戸原選手が宣誓
第32回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の開会式・ワイドーパーティーが15日、市総合体育館で開かれた。開会式では前回大会総合優勝の戸原開人選手が選手宣誓を行い「最後までベストを尽くし走り抜くことを誓う」と宣言した。参加者たちは本番での健闘を誓い全員で乾杯した。
開会式では戸原選手による優勝杯返還に続き、大会長を務める下地敏彦市長が「今回は大会のさらなる活性化に期待を込め、これまでの1500人の出場定員から200人増の1700人に変更した」と説明した上で「この島の豊かな自然を体感するとともに、市民との交流を楽しみながら、日ごろの練習成果を十分に発揮して、思い出に残る感動のゴールを目指し頑張って」と選手を激励した。
選手宣誓では戸原選手が「自身の限界に取り組んできた日ごろの練習成果を発揮し、どんな困難にもあきらめず最後までベストを尽くし宮古島の海を、大地を精一杯走り抜くことを誓う」と力強く宣言した。
島尻安伊子内閣府特命担当大臣と翁長雄志知事の祝辞が紹介されたほか、大会顧問の富田詢一琉球新報社長による掛け声に合わせ全員で「エイエイオー」と士気を高めた。
最後は特別協賛社を代表して日本トランスオーシャン航空の丸川潔社長の音頭で乾杯し、本番での互いの健闘を誓い合った。
開会式のオープニングでは、琉球國祭り太鼓が勇壮なエイサー演舞を披露したほか、世界的なオペラ歌手で宮古島大使の中丸三千繪さんが国歌を斉唱した。