きょう号砲 1669人が島を駆ける
202・195㌔に挑む/第32回全日本トライアスロン大会
スイム3㌔、バイク157㌔、ラン42・195㌔の計202・195㌔に挑む“ストロングマンレース”第32回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)がきょう17日午前7時にスタートを迎える。今大会には全国47都道府県と海外16の国と地域から計1669人がエントリー。優勝や上位入賞、完走などそれぞれの目標達成を目指し、アスリートたちが島内を駆ける。
伊良部大橋の開通に伴い、前回大会から同橋と伊良部島がコースに加えられた同大会。今回から出場定員が従来の1500人から200人増の1700人に拡大された。安全確保のためスイムスタート位置を波打ち際から砂浜側に数メートル移動。スイムフィニッシュ見込みタイムが1時間以内の選手が前方、1時間以上の選手が後方からスタートすることで混雑による事故のリスクを低減させる。
午前5時30分に競技実施検討委員会を開き大会実施可否を最終判断。海況によってはスイムを中止し、ラン、バイク、ランのデュアスロンに変更される。競技開始を告げるスターターは、女子レスリング選手でオリンピック3連覇中の吉田沙保里さんが務める。
競技開始からの制限時間はスイムが1時間50分(午前8時50分)、バイクは8時間20分(午後3時20分)、ランは13時間30分(同8時30分)。競技中、コースとなっている道路では最終ランナーが通過するまで交通規制が行われる。
今大会には前回大会総合優勝の戸原開人選手(神奈川)や同4位のベンジャミン・ウイリアムス選手(アメリカ)、女子優勝の酒井絵美選手(群馬)、同3位のジュリア・マイ選手(ドイツ)らが招待選手として出場する。
本番を翌日に控えた16日、島内各所ではコースをバイクなどで試走する選手の姿が見られた。