イベント
2016年4月19日(火)9:03
「あきらめないことが大事」/北小5年生と交流会
トライ連続完走者 森岡さん講話
全日本トライアスロン宮古島大会に第9回大会から連続出場、連続完走する一方で、北小学校との交流を続けている森岡秀文さん(埼玉県)が18日、同校を訪れ、5年生の児童たちと交流した。
今年も完走メダルを寄贈した森岡さんは講話で、自身のこれまでの経験を紹介しながら、応援が力になることや、目標を持ち、あきらめず頑張ることの大切さ
などを語った。
今年で24回目の出場を果たした森岡さんは今大会について「今年の大会もそうだったがつらく苦しい時に島の人たちや皆さんからの応援がゴールに後押ししてくれた」と、応援が選手にとって大きな力となることを紹介した。
この日は、講話の前に、森岡さんがトライアスリートになったきっかけ、宮古島大会を通して宮古島が大好きになったことなどが紙芝居で紹介された。
2番目の子供の「みやこ」ちゃんが生後数日で亡くした悲しい出来事を乗り越え、毎年ナンバーカード「385」でトライアスロンに出場し、天国から応援する「みやこ」ちゃんに力をもらって完走している話に児童たちは真剣な表情で聞き入っていた。
質問コーナーでは、児童たちからいろいろな質問が投げ掛けられた。「なぜ毎回、完走メダルを北小に寄贈するのか」の質問に対しては「毎回、苦しくてきついときに北小の皆さんに応援してもらっていることで完走できていると思っている。メダルの寄贈はその応援に対するお礼」と笑顔で話した。