多良間君(宮総実1年)に激励金/宮古島市ゴルフ協
ジュニア育成へ本腰
宮古島市ゴルフ協会(安谷屋政秀会長)は18日、宮古総合実業高校1年で、同校ゴルフ同好会の多良間伸平君に激励金を贈った。安谷屋会長は「ジュニアの底辺拡大に頑張ってほしい。協会としても支援していきたい」と話した。
多良間君は、県ゴルフ協会などが主催する第54回全琉アマチュアゴルフ選手権大会(3月28日~30日、本部町のベルビーチGC)で、一般の部に出場。初日75、2日目73、最終日(決勝)79のトータル227で4位に入った。
今月23日に行われる全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権の予選に出場する予定で、上位入賞が期待されている。
激励金の贈呈は平良西里の野津商事で行われ、安谷屋会長が手渡した。
多良間君は「周囲の期待に応えたい。先輩たちに負けないよう、自分の目標である全国大会優勝を目指していきたい」と抱負を語った。
宮総実高教諭で同校ゴルフ同好会の上里栄真顧問は、激励金に感謝するとともに「彼の目標は高い。ぜひ、全国大会で活躍してほしい」と話した。
母親のリキ子さんは「目標を掲げて、毎日練習に励んでいる。本人が目指す目標が達成できるようサポートしていきたい」と述べた。
同協会の野津武彦顧問は「頑張って」と声を掛け握手して激励した。
出席したエメラルドコーストゴルフリンクスの三浦寛之副支配人によると、同ゴルフ場では年間1000円を払えば、ジュニアゴルファーに練習ラウンジを夕方に限り無料で開放しているという。
同協会では今後、ゴルフの良さをPRしながらジュニア育成への環境づくりに力を入れていく予定だ。