前浜ビーチに水しぶき/第32回全日本トライ/長丁場のレース幕開け
第32回全日本トライアスロン宮古島大会は17日、スイム(3㌔)を皮切りに、バイク(157㌔)、ラン(42・195㌔)の総距離202・195㌔のコースで行われた。前回大会は悪天候でスイムが中止に。2年ぶりのスイム競技に、会場の与那覇前浜ビーチは湧きに沸いた。
「エイエイオー、エイエイオー」―。
スタート直前、出場者全員がこぶしを突き上げて気合いを入れた。
出場選手の中に、この日誕生日を迎えた人がおり、全員で「ハッピーバースデー」の合唱も行われた。
大会副会長の長濱政治副市長は「きょうはトライ日和。最後の最後まで気を抜かずに頑張ってほしい」と呼び掛けた。
午前7時、スターターの吉田沙保里さんのピストルを合図に、白のスイムキャップにウエットスーツの選手たちが青い海に向かって泳ぎ出した。
今回から安全確保のため、スイムのスタート位置を波打ち際から砂浜側に数メートル移動したため、スタートの合図を聞いた選手たちは一斉に走って海に飛び込んだ。
会場には選手の家族や仲間たちが大勢訪れ、水しぶきを上げて力泳する選手たちに声援を送った。
最終出場者数は1548人(男子1360人、女子166人)。
スタート時の気象状況は曇り、気温22・9度、湿度98%、南南東の風、風速4・7㍍だった。
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