大賞に下地中、3年連続/トライ応援幕コンテスト
台湾選手に「加油」とエール
宮古島トライアスロン実行委員会はこのほど、第32回全日本トライアスロン宮古島大会応援幕コンテストの入賞作品を発表した。最優秀となる「ワイドー大賞」には、下地中学校が3年連続で輝いた。同校は台湾の漢口国民中学と姉妹校。応援幕には今大会エントリーした台湾の45人の選手名を記し、中国語で「加油(頑張れ)」とエールを送りながら平和友好の輪で包み込んだ。審査員からは「デザイン、アイデア、色彩ともに優れている」と高い評価を受けた。
同コンテストは、過酷なレースに挑む選手を励ます応援幕の出来栄えを審査、表彰することで大会を盛り上げることが狙い。
コンテストを主管する宮古写真協会(翁長靖夫会長)の会員らが、コース沿いに設置された応援幕208点を対象に審査した。
大賞に輝いた下地中の作品は、ベニヤ板3枚(約5・4㍍×2・7㍍)の大作で、生徒会を中心に春休み期間を利用して作成した。
15日に行われた台湾選手との交流会でお披露目。大会本番には、下地川満のバイクコースに設置し選手たちの目を引いた。
同校生徒会顧問のグリーン真希子教諭は「生徒たちがアイデアを出し合って、ペンキなどを使って作成した」と話した。
過去2回の大賞作品は、校内に掲示されており、今回の大賞作品もその隣に掲示するという。
入賞者の表彰は23日開催予定の「ボランティア感謝の集い」の中で行われる。
受賞団体は次の通り。
ワイドー大賞=下地中学校▽準ワイドー賞=らぶり~家、レインボーハーツ▽優秀賞=砂川・足立ファミリー▽デザイン賞=友利青年会一同・カタアシピンザパイ一同▽アイデア賞=中坪裕樹応援団、NPO法人サシバの会▽ユニーク賞=狩俣中生徒会▽ファミリー賞=下地和博さん▽特別賞=大阪府立枚岡樟風高校14期生一同