社会・全般
2016年4月21日(木)9:03
畜産振興寄与に期待/新食肉センター
きょう落成式典
上野野原で建設工事が進められてきた新しい宮古食肉センターの落成式典と内覧会、祝賀会がきょう21日、同センターで開かれる。既存施設の老朽化に伴う新築移転で、完成により宮古牛のブランド化や畜産振興に寄与することが期待される。
既存施設は1982年の設立から34年が経過し、利用者や消費者から施設の改善が求められていた。そこで消費者に安全で安心な食肉供給を目指すとともに、部分肉加工施設と食肉格付員配置で宮古牛も受け入れ、ブランド化の確立と輸送コスト低減で畜産振興に寄与することを目的に新センターが建設された。
建設場所はJAおきなわ宮古家畜市場の東、宮古島市伝統工芸品センターの西側で、敷地面積は2800平方㍍。地上2階建てで、建築面積はと畜棟が1431・32平方㍍、病畜棟が53・51平方㍍。総事業費は10億4291万7425円。1日当たりの処理能力は牛で5頭、豚は18頭、ヤギ7頭となっている。
落成式は午後3時から、内覧会は同3時45分、祝賀会は同4時30分から行われる。