沖縄国際映画祭が開幕/24日まで多彩なイベント
【那覇支社】第8回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」(同映画祭実行委員会主催)が21日、開幕した。波の上うみそら公園(那覇市)で開催されたオープニングセレモニーには、人気芸人や俳優の斎藤工さんなど映画関係者が多数参加したほか、安慶田光男副知事も出席した。24日までの期間中は、洋画・邦画の話題作の上映やお笑いライブなどで各会場は大いに盛り上がりそうだ。
同映画祭は2009年から実施されており、今年は波の上うみそら公園をメーン会場に浦添市、沖縄市など各所で開催。NONSTYLEや、とにかく明るい安村さんなど、人気芸人によるお笑いライブや、地元の魅力を紹介するCMを競うイベントなど、さまざまな企画が予定されている。ニコニコ動画などで生放送が予定されている企画もある。
特別招待作品として上映されるのは、英国の劇作家シェイクスピアの代表作を映画化したマイケル・ファスベンダー主演の「マクベス」や、沖縄水産高校野球部の故栽弘義監督を描いたガレッジセールのゴリさん主演の「沖縄を変えた男」、女優の桃井かおりさんが監督・主演を務める「火 Hee」など約20作品。
芥川賞を昨年受賞した又吉直樹さんの作品で、若手お笑い芸人が現実にもがきならも人間的に成長を遂げる様子を描いた「火花」を実写化したオリジナルドラマも、特別上映される。
各会場で開かれるイベントなど、詳細は映画祭ホームページ(http://www.oimf.jp)まで。