「高腰城跡」完成を報告/宮京子さん
28日に新曲お披露目
宮古島出身の歌手、宮京子さんが新曲「高腰城跡(たかごしじょうし)」を27日に発売する。28日にはマティダ市民劇場で「ふれ愛歌謡ショー」(主催・宮の会)の中でお披露目する。宮さんと、高腰城跡がある比嘉自治会の有志らが22日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、新曲のPRと歌謡ショーへの来場を呼び掛けた。
高腰城跡は、比嘉集落北の丘陵(高さ113㍍)の頂上部分にあり、自然石を積んだ城壁(東西約70㍍、南北約40㍍)の礎石が一部残っている。
宮古旧記類には、城主は高腰按司(たかうすあず)であったことや城の大きさなどが明記されている。1991年に県指定史跡に指定された。
宮さんは下地市長に、歌ってみせ「本当に良い歌なので市長もPRしてほしい」と話した。
作詞した下地恵壱さんは「高腰城跡から見た景色や感じたことをそのまま詩にした。観光客も歌を口ずさめば、歴史や目の前に広がる景色が分かるはず」と語った。
下地市長は「城跡から見る景色は素晴らしい。今後、城跡を会場にイベントを開催し盛り上げてみたらどうか」などと提案。歌も含めて高腰城跡を内外にPRしていく考えを示した。
「歌謡ショー」には、NHK歌謡コンサートなどで活躍中の三代沙也可さんも出演する。
問い合わせは久貝さん(080・3492・0013)、宮京子さん(090・7456・4618)まで。