笑顔の支援に「ありがとう」/トライ実行委
ボランティアに感謝/応援幕コン入賞者表彰も
第32回全日本トライアスロン宮古島大会ボランティア感謝の集い(主催・宮古島トライアスロン実行委員会)が23日、市中央公民館大ホールで開かれた。ステージアトラクションや「お楽しみ抽選会」で大会を支えたボランティアをねぎらったほか、応援幕コンテストでワイドー大賞を獲得した下地中学校など入賞者に賞状と副賞が贈られた。
今年の大会も多くのボランティアに支えられて無事に大会が終了したことを報告した大会長の下地敏彦市長は「毎年、大会後にアスリートにアンケートを取ると沿道の応援とボランティアに対する感謝の言葉が多い。島全体で大会をサポートするのが宮古島大会の魅力。本当に感謝している。きょうは最後まで楽しんでほしい」と呼び掛けた。
応援幕コンテスト表彰式では、最高賞に当たるワイドー大賞を受賞した下地中学校、準ワイドー賞の「らぶり~家」と「レインボーハーツ」などの入賞団体に賞状と副賞が贈られた。
下地中学校は、今年も交流のある台湾からの出場選手団を応援する応援幕に、過去最多出場となった選手45人の名前を盛り込んだ作品で、大賞を受賞した。
同校生徒会の下地藍里会長は「台湾の選手団45人全員の名前を入れてさらに宮古島の魅力を描くことがとても難しかったが、春休みを返上して生徒会のメンバーで頑張って良かった。208点の中から選ばれたと聞いてあらためてうれしい気持ちになった」と笑顔で話した。
アトラクションで、宮古高校と伊良部高校の生徒によるバンド演奏と宮高ダンス部によるダンスが披露され、会場は楽しい雰囲気に包まれた。
そのほか「お楽しみ抽選会」では、那覇-国内往復航空券や宮古-那覇往復航空券、ホテルのペアランチバイキング券、アイスクリームギフト券、スポーツリュックなど、協賛社から提供されたさまざまな賞品がプレゼントされた。
自分の番号が読み上げられると、大喜びで手を上げてステージまで駆け寄る参加者も見られた。