伏せやお座りできたよ/初の愛犬のしつけ教室
メイクマン、本社
「愛犬のしつけ教室」(主催・メイクマン宮古店、宮古毎日新聞社)が24日、メイクマン宮古店で行われた。犬を連れた飼い主やその家族ら約70人が参加。ドッグトレーナーから、犬の特徴や性格に合わせた楽しく効果的なしつけを教えてもらった。
「より快適に、もっと楽しく愛犬と暮らそう」をテーマに初めて開催した。
麻布十番犬猫クリニック宮古分院の瀬尾和馬さんが、「愛犬の健康管理」と題し講話。ドッグトレーナーの平安山良孝さんが、しつけの実技講習会を行った。
実技講習会では、お座りや伏せ、待てなどの基本動作を指導。平均台のスロープ部分や障害物などを使って、散歩中の飼い主に合わせて歩く訓練などを行った。
愛犬のミニチュアダックスフント「モアナ」を連れて参加した佐藤樹里さんは、伏せができるようにするためにはどうすれば良いのかを習った。
平安山さんは、犬をお座りの状態にして、手に乗せたおやつを鼻に近づけて段々と下げていく訓練で伏せができるようになることを教えた。
佐藤さんは「上手にできたら、おやつをたくさんやると効果がさらに上がると教えてもらった。早速、家でも実践します」と笑顔だった。
娘の茉陽夏さん(7)と茉果夏さん(2)は、モアナと毎日一緒に眠っているという。訓練会場では平安山さんの指導を受けながら「モアナ、お座り、伏せ」などと一生懸命だった。
飼い主と愛犬、社会との良好な関係を築くことを目的に開催。会場にはフードサンプル品の展示や、保健所による犬、猫に関するパネル展、アジリティ(障害物競走)体験コーナーが設置され、参加者たちは犬との関わりについて改めて認識を深めていた。