6月に子供の居場所開設へ/企画案応募説明会
事業委託者を公募
市による子供の貧困対策事業で、6月から実施を予定している「2016年度子供の居場所の運営事業」の業務委託を検討している法人や団体などを対象とした企画案の募集説明会が28日、市役所平良庁舎で開かれた。同日から企画案の公募を開始し、5月11日に応募者によるプレゼンテーションを実施し委託先を選定する。
同事業は生活困窮状態の小中学、高校生を対象に居場所を提供し、居場所管理者1人、指導員2人、学習支援員1人を配置して軽食の提供と学習支援、生活指導、キャリア形成支援を行うもの。受け入れ人数は1日15人程度を想定。今年度の実施期間は6月1日から3月31日までで、開館日、時間は月曜日から土曜日(祝日、年末年始除く)の午後2時から同9時。予算額は1000万円で事務所借り上げ費用や人件費、送迎用車両や必要機器のリース料、消耗品費、光熱水費などを含む。
企画案の提出期限は5月10日午後5時までで、提出先は市役所平良庁舎4階の児童家庭課児童母子係。郵送等での受け付けは行わず、必要書類の持参が必要となる。持参前には事前に同係へ連絡し、担当職員と来訪日時の調整を。事業に関する質問は5月9日まで同係がファクス(73・1967)で受け付ける。
企画のプレゼンテーションとヒアリングを5月11日午後1時30分から市役所平良庁舎で実施予定。業務委託選定委員会で審査を行い、同13日に選定結果が通知される。
説明会では福祉部の豊見山京子部長と児童家庭課の濱川勝課長が募集要項を紹介。具体的な実施要項はこれから作成すること、利用者の募集は市の支援員が生活保護世帯などに声掛けをしながら希望者を募る方針であることなどが示された。
必要書類提出前の連絡や問い合わせは児童家庭課児童母子係(電話73・1966)まで。