社会・全般
2016年4月29日(金)9:05
就職内定率100%達成/ハローワーク発表
新規高卒者、管内初
宮古地区の2016年3月新規高校卒業者で就職を希望していた86人は、3月末までに全員が就職内定を受け、就職内定率が100%に達したと宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、知念宏和所長)が28日、発表した。新規高卒の就職内定率100%達成は同所管内で今回が初となる。
新規高卒者の就職希望者数は前年同月比5人(5・5%)減の86人で、そのうち県内就職希望者は33人(うち宮古管内希望は18人)、県外希望は53人だった。
宮古管内の求人数は前年同月の50人から92人へと大幅に増加していた。15年3月の新規高卒者の就職希望者数は91人で、3月末現在での就職内定者数は88人、内定率は96・7%だった。
知念所長は新規高卒者就職希望者の傾向として「勤務時間や休日など勤務体系を重視する場合が多く見られる」とした上で、今後の取り組みとしては「企業からの求人を紹介するだけでなく、就職希望者の希望を聞き、それに応じた求人開拓も行っていきたい」との考えを示した。