社会・全般
2016年4月30日(土)9:03
海のレジャー安全に/宮古島海上保安署
ビーチでリーフレット配布
宮古島海上保安署(久留利彦署長)はゴールデンウイークが始まった29日、砂山ビーチや与那覇前浜ビーチで海浜パトロールを実施した。海上保安署員はビーチを訪れる観光客らに「シュノーケリングの注意点」や「リーフカレント(離岸流)に注意を呼び掛ける海難防止用リーフレットを配布し、安全に十分注意し、海を楽しむよう呼び掛けた。
29日は午前に砂山ビーチと与那覇前浜ビーチ、午後に伊良部島の渡口の浜でそれぞれ海浜パトロールを実施した。
第管区海上保安本部管内各部署では、マリンレジャーが盛んとなり観光客が増加するゴールデンウイーク期間(4月29日~5月8日)を「安全推進期間」と定め、海での事故発生を未然に防止するため、期間中沖縄本島周辺、宮古、八重山地区で海浜パトロールを実施する。
第管区の過去5年間(2011~15年)のマリンレジャーによる事故者数は404人で、このうち死亡・行方不明が119人だった。
同時期の宮古島海上保安署管内の事故者数は41人で死亡・行方不明者数は18人だった。