社会・全般
2016年5月1日(日)9:02
社員の健康増進へ/宮古ガスが健康経営宣言
沖縄労働局が2015年度から取り組んでいる、企業に社員の健康増進のための取り組み実施を宣言してもらう「ひやみかち健康経営宣言」運動で、このほど宮古地区からは初めて宮古ガス(富山忠彦社長)が宣言を行った。
この取り組みは、社員を企業経営上の貴重な資源と捉え、その健康増進を健康投資とする「健康経営」に企業が取り組むことを推進し、取り組み事項の「宣言」を行ってもらうもの。これまでに県内12企業が宣言をしていて、宮古ガスが13社目となった。
宮古ガスは取り組み事項として、①簡単に野菜がたくさん取れるレシピの提供②スポーツ大会への参加奨励③歩くこと(目標最低7000歩以上)④血圧計を設置し日々の体調管理⑤定期健康診断100%受診の継続と保健指導の活用-を宣言した。
富山社長は「『健全な社員の姿なくして健全な会社経営なし』をモットーに、これからも健康長寿県沖縄の復活に貢献できるよう、健康な職場作りに励みたい」との考えを示した。
宮古労働基準監督署の嘉数剛署長は多くの企業に宣言を行うよう呼び掛ける。