風受け900匹泳ぐ/鯉のぼりフェス開幕
うえのドイツ村で5日まで
鯉のぼりフェスト2016(主催・うえのドイツ文化村イベント実行委員会)が1日、うえのドイツ文化村で始まった。5日まで。ゴールデンウイーク(GW)も真っ直中のこの日は、あいにくの曇り空も、多くの家族連れや観光客でにぎわい、頭上で約900匹の鯉のぼりが元気に泳ぐ中、会場には子供たちの晴れ晴れとした笑顔が広がった。
会場となったドイツ村の芝生広場には、キッズビレッジ(移動遊園地)が設置され、エア迷路やオーシャンスライダー、パイレーツスライダーなどの遊具を楽しむ子供たちの歓声が響いた。
主催者あいさつで長濱政治副市長は「将来を担う子供たちは健やかにそして健康に育ってもらう必要がある。このイベントはこの鯉のぼりのように大空を大きく泳ぎ、羽ばたいてほしいとの思いで毎年開催している。期間中はいろいろなイベントも企画されているので家族で楽しんでほしい」と呼び掛けた。
舞台のアトラクションでは、風の神太鼓の踊りや南小マーチングバンド部の演奏のほか、子供たちによるフラダンスも披露された。
イベント最後に行われた鯉のぼりの掲揚では、下地保育所の園児が手作りした手作り鯉のぼり50匹が掲揚され、元気に泳ぐ姿に大きな拍手が送られた。
そのほか、会場には屋台も設けられ、かき氷やたこ焼き、ポテトなどを親子でおいしそうに食べる姿も見られた。
期間中の移動遊園地は午前10時~午後6時までとなっている。「こどもの日」の5日は、ステージイベントとして「ちびっ子のど自慢大会」(事前申し込み)、ビンゴゲーム大会(カード有料)のほか、アトラクションも行われる。