夏公演向けオーディション
劇団かなやらび 出演者募集
宮古地区の児童生徒で構成する「劇団かなやらび」(池間出団長)の夏公演(8月予定)に向けた出演者募集オーディションが1日、マティダ市民劇場で行われた。
今回は8人の児童生徒が応募し、構成・演出担当の明石光佐さんの指導を受けながら演技の魅力を体感した。
8月に予定している公演は明石さんのオリジナル脚本「みゃーく伝」。明石さんは「この物語は宮古島の伝説を物語に盛り込んだSFファンタジー。できるだけ多くの子供たちが出演してほしいと思い今回の募集オーディションになった。きょうはアットホームな劇団の雰囲気を味わって、一緒に頑張る気持ちを持ってほしいと思う」と話した。
「劇団かなやらび」は、2012年に市こども劇団として設立。14年にはオリジナル創作劇「はしり星にのって」を上演し、東京公演も行った。
15年には劇団名を現在の名称に変更し、活動を開始。設立公演としてリメーク版「もうひとつのはしり星」を上演した。
今年3月には、卒業公演であり、初の自主公演となった「七人の部長」を上演して好評を博している。
劇団には、現在小学校6年生~高校3年生まで15人が所属している。