「出口はどこだ?」
ヒマワリ迷路がオープン/宮総実第2農場
宮古総合実業高校(本村博之校長)の第2農場で3日、ヒマワリ迷路が始まった。8日まで。毎年恒例となっているヒマワリ迷路。3連休初日となったこの日、午前中は天気にも恵まれオープニングセレモニー前から多くの家族連れが訪れた。
あいさつで本村校長は「このヒマワリ迷路を楽しみながら本校の生徒がどういった活動をしているのかについても関心持ってほしい。きょうは楽しい時間をみんなで過ごしてほしい」と呼び掛けた。
迷路の長さは約300㍍で、同校の生徒がコースを設計した。参加者たちは、行き止まりの連続に「出口はどこだ」と互いに声を掛け合いながらゴールを目指していた。
迷路のヒマワリは、まだ2分咲き程度だが、コース中にはクイズ問題が設置されたほか、ヤギや犬とふれあえるコーナーも設けられるなど、訪れた人たちを楽しませた。
迷いに迷いってようやくゴールした金城萌さん(城辺小3年)は「とても暑かったしコースも難しかったから大変だった。でも、クイズなどもあり楽しかった」と笑顔で話した。
譜久村勇虎くん(5)は「きつかったけど、ゴールできたのでうれしい」と恥ずかしそうに話した。
また、会場では、生物生産科による生産物即売会も行われ、卵や果樹、野菜、加工品が安価で販売され、好評を博した。
このヒマワリは、緑肥として今年2月に生徒らが、約40㌃の畑に播種し育ててきた。