11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
政治・行政
2016年5月10日(火)9:06

宮古初 スケートパーク登場

公園にスポーツ専用施設/若者のにぎわいを創出へ


スケートボードなどが楽しめる宮古初の施設スケートパーク=カママ嶺公園内

スケートボードなどが楽しめる宮古初の施設スケートパーク=カママ嶺公園内

 宮古島市は若者たちが集いにぎわう場所を創出しようと、公園内にスポーツ専用施設を整備した。カママ嶺公園にはスケートパークを宮古で初めて常設。パイナガマ公園には、コートの半分だけで試合をするバスケットボールハーフコートを設置した。供用開始はまだ先だが、休日などにはスポーツで汗を流す若者たちでにぎわいそうだ。

 カママ嶺公園の一角に常設されたスケートパークは、ローラースケートやス

パイナガマ公園内に設置されたバスケットボールハーフコート

パイナガマ公園内に設置されたバスケットボールハーフコート

ケートボードの練習や競技が可能。バイシクルモトクロス(BMX)が使用できるかは検討中だ。

 「若者たちが道路や空き地で、スケートボードで遊ぶのは危険行為」などの指摘を受けた下地敏彦市長が、議会答弁で整備計画を前向きに発言したことから実現した。

 以前は、スケートボード人口の底辺拡大を狙いに、約20人が参加して大会が開かれたこともある。

 同公園内の展望台や市営球場、テニスコートなどを含めた事業で、総事業費は7億7600万円。国と市が半分ずつを負担する。

 一方、パイナガマ公園内に整備されたバスケコートは、通常のコートの半面のみを使用して3人制ストリート・バスケット(3on3)ができる。

 同公園はパイナガマビーチ近くで、面積は8万9000平方㍍。

 バスケのハーフコートほか、展望台2棟、遊歩道、多目的広場などが整備されており、供用開始は今年度の予定。

 二つのスポーツ専用施設は、金網でぐるりと囲まれており利用が制限される。

 事業を担当する市建設部都市計画課では「管理上の問題から、夜間は使用を禁止する予定」と話している。

 下地康教建設部長は「若者たちが、さまざまなスポーツで汗を流すのは良いこと。子供たちが、スポーツに興味を持つきっかけにもなる。これからも安全、安心して遊べる公園づくりを目指していきたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!