教育・文化
2016年5月12日(木)9:03
看護師の仕事を学ぶ/ふれあい体験
宮古病院が高校生招く
宮古病院で10日、看護体験があった。高校生18人が車椅子の操作方法などを体験し、看護師の仕事について理解を深めた。毎年5月12日は「看護の日」。
看護に興味を持ってもらおうと病院側が企画。4高校の生徒が参加した。本村悠子副院長は「この体験を通して、看護師になりたいという人が出てくるとうれしい」と期待を込めた。
この後、平良弘子看護部長が講話。宮古病院の概要ほか、看護師の仕事全般を紹介し、資格を取得するまでの流れも説明した。
引き続き車椅子体験が行われた。事前の説明で看護師は「安全を第一に考えること。止まっているときはストッパーをかける。動かすときの声掛けも忘れてはならない」と促した。
生徒たちは看護師役と患者役に分かれて体験。看護師の助言を受けながら車椅子の操作方法を習得した。
車椅子の後は病院内を見学。地域医療を目の当たりにして視野を広げた。