「迷ったら相談を」/消費者月間
県など関係団体が啓発活動
5月は消費者月間。県や市、警察、防犯協会は12日午後、市内スーパー前で啓発活動を行った。買い物客にチラシを配布し、消費活動に関する被害の未然防止を訴えたほか、トラブルに巻き込まれた場合は「まずは相談を」と呼び掛けた。
消費者月間は、消費生活センターの事業を広く県民に周知することや、消費生活に関する情報を提供することが狙い。全国各地で啓発活動が行われる。
宮古の啓発活動は県消費生活センター宮古分室が中心となって実施。関係団体から15人が参加した。
開始式で、同分室の川満勝也分室長は「消費者が安心して暮らすためには、消費者自ら注意するのはもちろんだが、こういった関係機関による取り組みが必要になる。市民の皆さんに関心を持ってもらえるよう活動したい」と述べ、参加者に理解と協力を求めた。
この後、複数の班に分かれてチラシを配布した。詐欺などの被害に遭わないために▽慌てない▽一度電話を切る▽疑ってみる▽遠慮せず相談する▽お金を送らない。振り込まない-の原則を守るよう促した。
県消費生活センター宮古分室の相談時間は平日の午前9時から正午、午後は午後1時から同4時まで。同分室では気軽に利用するよう呼び掛けている。詳細は同宮古分室(電話72・0199)まで。