11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2016年5月13日(金)9:02

発航前検査の順守を/総合事務局と海保

漁港で安全キャンペーン


船主らに発航前検査の順守などを呼び掛けた=11日、荷川取漁港

船主らに発航前検査の順守などを呼び掛けた=11日、荷川取漁港

 沖縄総合事務局と宮古島海上保安署は11日、荷川取漁港など複数の港で、小型船舶対象の安全キャンペーンを実施した。船主らに発航前検査の徹底に伴う安全確保を呼び掛けた。

 安全キャンペーンの実施期間は4月20日から9月30日まで。この間、国は警察庁や海上保安庁、日本小型船舶検査機構などの協力を得て運動を展開する。

 実施(指導)内容は、発航前点検や船舶検査の適切な受検の確認など。消防設備およびライフジャケットが適切に備え付けられているかどうかも調べる。

 船体検査やエンジンの状態、救命設備といった発航前検査は「船長の義務」となる。7月1日より、これに違反した場合は行政処分の対象となる。

 宮古地区の指導は10日から多良間島で始まった。11日は宮古本島内の池間、狩俣、島尻、真謝、高野、荷川取の各漁港を回った。

 沖縄総合事務局運輸部の職員や海上保安署の専門員らが船主と接し、直接指導したり、リーフレットを配布したりして安全確保に万全を期すよう促した。

 沖縄総合事務局運輸部によると、12カイリ超海域での漁船の海難事故・受検件数は2008年から13年の間に25件発生。うち6漁船が未受検・検査切れだった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!