第43代ミスが決定/宮古島のPRに全力
第43代ミス宮古島の最終選考会が15日、市内のホテルで行われ、ミスティダに塩川さやかさん、ミスサンゴに根間沙弥香さん、ミスブーゲンビレアに滝口麗奈さんが選ばれた。3人は7月の宮古島夏まつりから公務を開始。観光大使として宮古島のPRに務める。
ティダの塩川さんは伊良部出身の29歳。宮古病院で秘書を務めている。友人の薦めを受け「生まれ育った宮古島に、何か恩返しができれば」と応募を決めた。
選ばれて「びっくりしている」と驚きながらも7月に始まる公務に向けて気を引き締める。「いろいろな場所で島の良さ、特に宮古島の自然を広くアピールしていきたい」と話した。
サンゴの根間さんは平良出身の美容師。26歳。友人で2代前のミスが「生き生きして輝いていた」ことが応募の動機だ。選考結果を踏まえ「まさか選ばれるなんて…うれしい」と感無量の様子。公務では「宮古島の海の美しさをたくさんの方に伝えたい」と話した。
ブーゲンビレアの滝口さんは千葉県出身の36歳。旅行で宮古島に魅せられ、2年前から移住している。勤め先は空港内の売店。「特別な思い入れがある。大好きな宮古島のために貢献したい」とミスとしての仕事に決意をにじませる。「出掛ける機会が多くなる。いろいろな場所で宮古の良さをPRしたい」と語った。
今年のミスの選考は例年より1カ月ほど早い。宮古島夏まつりで始まる公務に向けて、準備時間を十分確保するために前倒しした。
塩川 さやか(しおかわ・さやか) 1986(昭和61)年11月22日生まれ。伊良部伊良部出身。県立宮古病院勤務。趣味はヨガ。
根間 沙弥香(ねま・さやか) 1989(平成1)年7月2日生まれ。平良西仲宗根出身。勤め先はパラディーズ美容院勤務。
滝口 麗奈(たきぐち・れいな) 1979(昭和54)年12月3日生まれ。千葉県出身。空港内売店に勤務。趣味は旅行、散歩。