一生懸命の大切さ紹介/津嘉山千代さん
平良中学校(亀川昌彦校長)の1年生は17日、同校体育館で宮古島スローフード研究会会長の津嘉山千代さんを講師に迎えての講話「努力さえすれば必ず花は咲く!」を聞いた。島の特産品作りに取り組んでいる津嘉山さんは「一生懸命に作った商品は一生懸命に生きる人が買ってくれる」との持論を紹介した。
津嘉山さんは、最初にパパイアの漬け物を作ったもののなかなか売れなかった時、「一生懸命に作ったものが売れない訳がない」との信念の下、作り続けた結果、同商品がコンテストで国土庁長官賞を受賞し、売れるようになったエピソードを紹介。「一生懸命に作った商品は、一生懸命に生きる人が買ってくれ、食べて元気になってくれる」との考えを語った。
これまでの人生を振り返り「自分がやってきたことは良くも悪くも必ず自分に現れる」とした上で、「一生懸命に取り組むことで良い人生が送れると思う。皆さんも頑張ってほしい」と呼び掛けた。
講話終了後、生徒を代表して長浜真央さんが「いろいろなことを教えてもらえ良かった。この話を生かして今後の活動につなげていきたい」と感想を語った。