ゼロ災害へ気持ち新たに/電気事業安全衛生大会
第32回宮古地区電気事業安全衛生大会(主催・宮古地区電気事業安全衛生連絡会議)が20日、おきでん宮古ビル多目的ホールで開かれた。電気工事に携わる企業の従業員らが参加。安全と健康の確保や働きやすい職場環境づくりの促進に取り組むことなどをうたった大会宣言を採択したほか、参加者全員で安全衛生標語を指差し唱和し「ゼロ災害」へ気持ちを新たにした。
大会では全員で「安全のことば」を唱和したのに続き、沖縄電力離島カンパニーの島袋清人社長が「皆さんが心を一つに連携して、ゼロ災害にまい進することを願っている」、沖縄電力労働組合の知念克也執行副委員長が「電気事業に関わるすべての労働者が主体的、積極的に安全確保に取り組むことが大切」などとあいさつした。
今大会で「職長賞」を受賞した4人が表彰を受けたほか、指差し唱和では「健康と安全チェックが作業の基本 しっかり守って ゼロ災害職場」という今年度の安全衛生年間標語などを全員で指差しながら唱和し、確認した。
大会宣言では「従業員の安全と健康の確保および、働きやすい職場環境づくりの促進に向けて総力を結集し、組織一丸となって取り組む」などとす宣言を採択。配電部門安全衛生連絡会議の15年度活動報告と16年度活動計画が報告されたほか、来賓として出席した宮古労働基準監督署の嘉数剛署長は15年度の労働災害発生状況などを紹介した。
「職長賞」受賞者は次の皆さん。(敬称略)
長濱章彦(大和電工)▽島袋勝二(久貝電設土木)▽砂川直樹(日進電気土木)▽川満秀樹(沖縄電力離島カンパニー宮古支店)