平良中が単、複準V/県中学卓球
横田、兼島、本村が活躍
卓球の第33回NHK杯中学生大会は21、22両日、県総合運動公園体育館で行われ、シングルスで平良中2年の横田恵叶、ダブルスでは同校1年の兼島幸祐・本村葵組がそれぞれ準優勝した。24日、3人が宮古毎日新聞社を訪問して報告。7月に開催される県中体連での団体優勝を誓った。
大会には全県から694人がエントリー。平良中からは13人が出場した。
シングルスでは、横田のほか兼島研斗(2年)が4強入りを果たした。
横田は決勝で金武の大城萩一と対戦。フルセットまでもつれる接戦だったが2-3で惜しくも敗れた。
横田は「前回はベスト8止まりだったので準優勝はうれしい」と笑顔。「次の大会ではしっかり勝って優勝したい」と話した。
平良中勢はダブルスでも強さを発揮。兼島・本村組のほか兼島研斗・砂川朝博組、横田・牧志卓磨組の計3組が4強に残る層の厚さを見せた。
兼島・本村組が決勝に進んだが、シングルス優勝の大城と東江風河が組む金武に2-3で敗れた。
兼島は「自分の力は出し切れたけど最後に優勝できなかったのが残念。7月の中体連では団体優勝と個人戦4強を狙う」と話した。
本村も「決勝で勝って優勝したかった」と悔しそうな表情。「対策はしていたけど対応できなかった」と試合を振り返り、「7月は勝ちたい」と意気込んだ。
宮古毎日新聞社での報告会で宮古卓球連盟の安谷屋満会長は「子どもたちはよく頑張った。7月の中体連では団体戦連覇を狙う。地元で育てた選手で県制覇を成し遂げたい」と話し、派遣費を贈った宮古毎日新聞社に感謝を込めた。
これに対し同社の伊志嶺幹夫常務は「目標の優勝はならなかったが素晴らしい成果だ。7月の中体連では沖縄一を目指して頑張ってほしい」と激励した。