11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政
2016年5月25日(水)9:04

県議選告示まで3日/宮古島市区 

3陣営、臨戦態勢に

 任期満了に伴う県議会議員選挙は27日の告示まで3日と迫った。定数2を争う宮古島市区に立候補を予定している3人の陣営は臨戦態勢に入る。立候補予定者は、保守系が現職の座喜味一幸氏(66)=自民公認、公明推薦=と、元市議で新人の嘉手納学氏(50)=公明推薦=、革新系は現職市議で新人の亀濱玲子氏(62)=社民、社大、共産推薦=。投票日は6月5日、即日開票される。


 今選挙は三つどもえの争いになることが確実。前回の無投票から一転、激しい選挙戦が予想される。

 保守の分裂で水面下の動きは複雑化しており、支持の拡大に向けたつばぜり合いが続く。告示後はさらに混迷を究めそうだ。

 2期8年の実績と現職の強みを生かす座喜味氏は3選を目指す。主要政策には▽付加価値の高い農水産業の振興▽人・物流コスト低減による新産業の創出、雇用拡大▽高速情報基盤の整備と観光振興▽子どもの貧困対策や待機児童の解消-などを挙げている。告示の27日は午前9時から後援会事務所で出陣式を開く。

 嘉手納氏は、「若さと行動力」をアピール。県議選初当選に向けて▽国際観光医療大学の誘致▽サトウキビの増産・反収向上▽宮古牛のブランド化と口蹄疫の侵入防止▽離島の生活コスト低減▽県アジア経済戦略構想に宮古を追加-などを政策に掲げている。出陣式は27日午前9時から、後援会事務所で開く予定。

 亀濱氏は、翁長県政を支える「オール沖縄」の立場を強調。主要政策は▽ミサイル軍事基地化に反対▽子どもの貧困対策▽下地島空港の利活用、軍事利用反対▽宮古ブランド開発とクルーズ船受け皿づくり▽多良間中の進学に伴う経済負担軽減-などを挙げる。出陣式は27日午前9時から後援会事務所で行う。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!