結の橋学園の計画確認/総合教育会議 第1回会議を開催
下地敏彦市長と宮國博教育長、4人の教育委員で構成される宮古島市総合教育会議(議長・下地市長)の第1回が26日、市役所平良庁舎で開かれた。委員たちは2019年度開校を目指す伊良部島小中一貫校「結の橋学園」の整備スケジュールなどを確認した。
同会議は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律により市長が設置するもので、市長と教育委員会という対等な執行機関同士が協議や調整を行う場と位置付けられている。
第1回会議にはオブザーバーとして仲宗根均教育部長、豊見山京子福祉部長らも参加した。開会に当たり下地市長は「教育に関する個々の問題をこの会議で協議し、調整をしてスムーズに事業を展開していく形になる。ぜひ互いに忌憚(きたん)のない意見を交わしながら、宮古のより良い教育のために取り組んでいこう」と呼び掛けた。
会議では仲宗根部長が19年4月開校を目指す「結の橋学園」の整備スケジュールについて、18年1月までに工事を完了させないと開校が間に合わなくなるとした上で、基本・実施設計業務を今年の市議会6月定例会で承認してもらう必要があることなどを説明した。
豊見山部長は「結の橋学園」整備計画に合わせ、地域住民から幼保連携型認定こども園の整備も求める声が挙がっていることを紹介し、小中一貫校と同時期の開園を目指す方向で協議を進めていく考えを示した。