社会・全般
2016年5月28日(土)9:02
経営手法のセンス磨く
マネジメントゲーム研修/商工会議所
経営手法をテキストで疑似体験することで経営センスを磨くマネジメントゲーム研修が25、26の両日、宮古島商工会議所で開かれた。
マネジメントゲームとは、実際の経営をテキスト上に置き換え、借り入れから決算に至るまでの経営手法を実践。様々な前提条件に伴い変化する経営状況を分析・対応する。
講師の高橋茂人さんは中小企業大学校の講師を30年以上務める傍ら、全国的に経営指導を重ねるスペシャリトで、経営をテキストで疑似体験する「マネジメントゲーム」による経営教育指導の第一人者。
その評価もあって、研修には若い経営者や銀行員、会計責任者など、那覇市からの参加も含め20人余が参加した。
高橋さんの指導で4期にわたる経営を経験した参加者らは「テキスト上だと、経営につまずいても分析が容易ですし、勢い、対応の決断も早い。何より、経営状況を的確に掌握できることが大きい。ぜひ、この手法をマスターし、現実の経営に結び付けたい」と示唆溢れる研修に感じ入っている様子だった。