今年は2倍の就航へ/FDAチャーター便
市長に説明
全国の地方都市から宮古島へチャーター便を就航させているフジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡県、須川恒次社長)の米原慎一副社長と青山修一営業企画部長が27日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、今年は前年の2倍ほどのチャーター便を就航させる予定であることなどを説明した。
静岡空港を拠点とする同社はこれまでに東北や中部、中四国、九州など各地の地方空港から宮古へチャーター便を就航させ入域観光客数増加へ貢献した。
市長室を訪れた米原副社長は「私たちは地方と地方を結ぶというコンセプトの会社。大手が行かないような地方空港に就航させていて、今回も宮古島には地方空港から直接、乗客を運んでこようと、今までにない新しいマーケットもできるかと思っている。那覇を経由せず直接、宮古へ入れる利便性への期待度は高い。今後も宮古島市の知恵を借りながら取り組んでいきたい」とした上で「今年は昨年より便数を倍くらいにすること考えている。地方から積極的に就航させたい」との考えを示した。
下地市長は宮古への誘客に謝意を示すとともに、利用者の増加で手狭となっている宮古空港の待合室は拡張する計画であることを説明した。