納税意識の高揚など柱
宮古法人会 事業計画承認
公益社団法人沖縄宮古法人会(野津武彦会長)は26日、市内ホテルで第5回定時総会を開いた。税知識の普及、納税意識の高揚に努めることなどを基本方針として提言、啓発、支援、地域貢献などの各事業を展開していく2016年度事業計画などを全会一致で承認した。
野津会長はあいさつで、マイナンバー制度のさらなる周知に努めるほか、青年部会や女性部会が実施している租税教室、税に関する絵はがきコンクールは今後も積極的に支援していく方針を示した。
その上で「法人会が地域に密着した活動を行っていくためには、組織の強化と財源の確保が重要」と述べ、関係者との緊密な連携を図ることを強調。「今後も公益法人としての責務を果たすべく、税知識の普及や納税意識の高揚に努め、地域社会の健全な発展に尽くしていきたい」と決意を示した。
承認された16年度事業計画は適正、公平な申告税制度の維持、発展と税務行政の円滑な執行に寄与するとともに、地域企業と地域社会の健全な発展に貢献することを目的として▽税制および税法の調査研究▽イータックス(国税電子申告、納税システム)の普及推進▽研修会、セミナー、実務講座などの実施▽青少年健全育成事業の実施-などを盛り込んだ。
総会では、「大型総合保障制度」優秀推進員表彰もあり、大同生命保険沖縄支社の宮城寛次さん、金城直子さんをそれぞれ表彰した。