200人参加、旧交深める/沖縄南秀同窓会
定期総会と祝賀会開催
【那覇支社】沖縄本島在住の宮古高校卒業生(旧宮中、宮高女を含む)が集う沖縄南秀同窓会(平良晶会長)の2016年度定期総会、祝賀・懇親会が27日夕、那覇市のマリエール・オークパインで催され、参加した約200人の会員は旧交を温め合った。
祝賀・懇親会は参加者全員による宮古高校(宮中)の校歌斉唱で幕を開けた。
平良会長はあいさつで、「受章された皆さんは会の誇りであり、代表して喜びと祝意を表したい。新加入となる26期生も熱烈に歓迎したい。これを機に会の活動にも積極的に参加してほしい」とエールを送った。
歳の還暦を節目に新規入会した26期生を代表して、川満健さんが「昨年60歳になり皆さんの仲間入りができた。元気な諸先輩方にあやかって、われわれ同期生も同窓会を盛り上げていきたい」と決意を述べた。
来賓祝辞で南秀同窓会の真栄城忠之会長と宮古高校の平良智枝子校長が、母校と両同窓会のさらなる発展と親睦・交流のより一層の推進を力強く訴えた。関東南秀同窓会の大山芳男会長からのメッセージも読み上げられ、弁護士の高江洲歳満さんの音頭で乾杯した。
15、16年度秋・春の叙勲、褒章や危険業務従事者叙勲などを受章した会員9人が紹介され、出席した藍綬褒章の森本忠明さん、瑞宝中綬章の伊志嶺恵徹さん、瑞宝双光章の謝敷正雄さんら6人に花束が贈呈され、会場から祝福の盛大な拍手が送られた。
舞台では女性会員らによる台湾民族琉舞や小話「にこにこ亭」、創作踊り「南秀列車は行く」などが賑やかに披露され、会員相互の絆を深め合った。
総会では15年度活動・決算報告案や16年度活動計画・収支予算案を満場一致で承認した。16年度活動計画では会報誌「南秀」19号発行(7月)や第16回各期対抗囲碁大会(9月)、第8回各期対抗パークゴルフ大会(11月)などを開催する。