教育・文化
2016年5月31日(火)9:03
師範から指導受ける/書心会主催
1日書道教室に50人
書心会(古堅宗和会長)は29日、「1日書道教室」を市中央公民館で開催した。小3~中3までの児童生徒約50人が参加。師範免許を持つ同会会員10人から指導を受けた。
同教室は第35回全宮古書道展(8月19日~21日、市中央公民館で開催)に向けての課題練習。書道塾に通っていない児童生徒たちにも練習機会を提供し、指導を受けてもらおうと参加者を募った。
指導は①筆ならし(運筆練習)②基本練習(縦画、横画)③課題練習-で行われ、参加者たちは筆がどういう風に動くかなどを確認した後、各課題に集中して取り組んでいた。
古堅会長によると、宮古では総人口に占める書道教室やサークルの数は県内でも多く、子供たちの書道のレベルも高いという。
古堅さんは「先輩たちがしっかりと指導してきたおかげで、多くの指導者が育った」と話した。
全宮古書道展の今年の課題は小1は「いろ」、小2は「たか」、小3は「ともだち」など、各学年ごとに決められている。