産業・経済
2016年6月2日(木)9:05
JALの新会社名決定/スカイエアポート沖縄
3子会社を経営統合
日本航空(JAL)は、離島を含む沖縄地区での旅客サービスや航空機誘導・搭乗などのグランドハンドリング、機内清掃、貨物郵便、運航支援といった空港地上支援業務を担う3子会社を経営統合し、すべての空港地上支援業務を担う新会社を設立させることを今年1月に発表していたが、その社名を「JALスカイエアポート沖縄」に決定したと発表した。
統合されるのは沖縄エアポートサービス、JALスカイ那覇、JTAサザンスカイサービスの3社で、統合日は7月1日。統合形態は沖縄エアポートサービスを存続会社とする吸収合併方式で、社長には沖縄エアポートサービスの上島治氏が就任する。本社所在地は那覇市。従業員数は886人となる。
JALでは「今回の経営統合により、離島と那覇空港間の連携強化と沖縄地区全体での一体感の醸成を図り、これまで以上に高品質なサービスを提供するとともに、外国航空会社からの地上支援業務の要請に機動的に対応できる空港運営体制を構築していきたい」とのコメントを発表している。