政治・行政
2016年6月4日(土)9:04
女性遺体遺棄事件への/意見書、抗議決議可決
市議会臨時会
3日に行われた市議会(棚原芳樹議長)臨時会では、米軍属の男が逮捕された「女性遺体遺棄事件」に関する意見書と抗議決議が議会運営委員会から提出され、全会一致で可決された。
可決された意見書と抗議決議では「これまで米軍人、軍属等による事件、事故が発生するたびに綱紀粛正、再発防止の強化等、日米両政府に対し訴えてきたが効果を上げておらず、より抜本的な対策を講じるべきである」と指摘している。
その上で、▽遺族への謝罪及び完全な補償▽米軍人、軍属の教育徹底と綱紀粛正▽在沖米軍基地の整理縮小と海兵隊を含む兵力の削減-など4項目が求められた。
意見書の提出先は、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣など。抗議決議は、米国大統領、駐日米国大使、在日米軍司令官などとなっている。
そのほか、臨時会では、専決処分の承認を求める2015年度一般会計補正予算など、報告3議案を承認した。