労災ゼロへ指差呼称/宮古地区安全大会
大会宣言採択、決意新た
2016年度宮古地区安全大会(主催・県労働基準協会宮古支部など)が6日、JAおきなわ宮古地区本部で行われた。「見えますか?あなたのまわりの見えない危険 みんなで見つける安全管理」をスローガンに、関係機関から約130人が出席。大会宣言を採択し、参加者全員の指差呼称で、労働災害防止活動の推進を確認した。第89回全国安全週間の一環。
主催者を代表して、県労働基準協会宮古支部の友利寛忠支部長は「今なお、労働災害で仲間が尊い命を失っている。ちょっとした気の緩み、不注意が大きな災害につながる。今大会を契機に事業主、働く者が一体となり、労働災害防止に取り組み、労働災害ゼロを目指して頑張りましょう」とあいさつした。
また、宮古労働基準監督署の嘉数剛署長が「労働者全員で職場にひそむ危険を察知し、安心して働ける職場をづくりを達成しましょう」とあいさつした。
宮古島地方気象台防災班の吉野和美さんが高温注意報の情報入手方法や気温に関する情報の活用の仕方を説明し、熱中症に注意するよう呼び掛けた。
本大会は、6月1~30日までを、「全国安全週間」(7月1~7日)の準備月間として、産業界での自主的な労働災害防止活動推進と安全意識の高揚、安全活動の定着を図ることを目的に開催された。