新会長に本永清さん/市総合博物館協議会
委員10人に委嘱状
2016年度宮古島市総合博物館協議会が7日、同博物館で行われ、新任と再任の委員10人に市教育委員会の宮國博教育長から委嘱状が交付された。新会長には県文化財保護審議委員の本永清さん、副会長には琉球大学教育学部講師の仲間伸恵さんがそれぞれ就任した。そのほか協議会では、15年度の事業報告や本年度の事業計画などについて確認した。
委嘱状を交付した宮國教育長は委員に対して「皆さんにお願いしたいのは博物館に対して積極的に意見を述べてほしいということ。いろいろな課題があり、それを皆さんの意見を受けて解消していきたい。今後、新しい博物館の建設も始まるので中身を充実させてほしい」と述べた。
協議会では、会長に就任した本永会長が「新しい博物館の中身が充実するよう実り多い活動を展開していこう」と呼び掛けた。
16年度の企画展では、7~8月に「宮古の危険生物」、10~12月に「現代宮古の作家たちX」を予定している。
すでに開講している子ども博物館の今後の予定は▽博物館探検・学芸員のお仕事体験▽海の生き物観察会▽秋を楽しもう、ススキのほうき作りとフキャギ作り▽東平安名崎の自然と歴史▽ヤコウガイでペンダント作り-となっている。
委員は次の通り。
【学識経験者】会長=本永清(新、民族)、安谷屋昭(再、自然・地質)、仲地邦博(再、自然)、金城透(新、考古)、小禄裕子(新、人文)、佐藤宣子(再、植物)
【学校教育】副会長=仲間伸恵(再、工芸)、瑞慶山昇(新、美術)
【社会教育】大城裕子(新、社会教育全般)、新垣則子(新、同)