社会・全般
2016年6月11日(土)9:05
目標額達成へ決意新た/日赤市地区
社資募集事業所訪問出発式
日本赤十字社沖縄県支部宮古島市地区(地区長・下地敏彦市長)は10日、市役所平良庁舎で2016年度社資募集事業所訪問の出発式を行った。ピンクのブレザーを着た赤十字奉仕団員らが参加。今年度の目標額810万9000円の達成へ向け、各事業所や市民に理解と協力を求めていく決意を新たにした。
出発式であいさつした地区長の下地市長(代読・豊見山京子福祉部長)は「近年、毎年のように世界各地で大規模な自然災害が多発している」と指摘。その上で「赤十字社への人道支援の期待と要請はますます増大するものと思われる」と述べ、赤十字活動の趣旨を多くの人に理解してもらい、協力を呼び掛けるよう求めた。
赤十字奉仕団の仲原良弘委員長は「今年もまた、社資募集月間が始まる」と奉仕団員に激励の言葉を掛けるとともに、協力してくれる事業所に「出費多難なおり、趣旨を理解し支援をお願いしたい」とあいさつした。
前年度は目標額810万9000円に対し、実績は620万6557円で、達成率は76・5%だった。