自主財源確保へ活動強化/手をつなぐ育成会が総会
特定非営利活動法人「宮古地区手をつなぐ育成会」(山里秀夫理事長)は11日、みやこ学園で定期総会を開いた。会員らが出席し、2015年度実施事業及び決算、16年度事業計画及び予算の2議案を承認した。今後とも自主財源の確保に向け、積極的に活動を展開していくことを確認した。
山里理事長は「慎重に議案を審議し、円滑な総会になることを期待する」と述べた。
市福祉部の豊見山京子部長(代読・下地克浩同部次長兼障がい福祉課長)は「今年4月1日に『障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律』いわゆる『障害者差別解消法』が施行された。この法律は、障害を理由とする差別の解消を推進し、もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重しながら共生する社会の実現を資することを目的としている」と述べた。
その上で「宮古島市は、これからも協力・連携を密に障害者支援に取り組んでいきたいと考えている」と決意を示した。
15年度収支決算では、次年度に2万円を繰り越し。新年度予算は収入支出ともに1607万円とした。