写真展&物産展が開幕/アゼルバイジャンのナヒチェバン市
平良庁舎1階ロビーで
アゼルバイジャン共和国の地方都市・ナヒチェバン市の写真展&物産展(主催・同実行委員会)が13日、市役所平良庁舎1階ロビーで開幕した。初日午前にはオープニング式典が開かれ、同実行委員会の下地明作実行委員長と駐日アゼルバイジャン共和国大使館ギュルセル・イスマイルザーデ特命全権大使らがテープカットを行い、開催を祝った。会期は17日まで。
ナヒチェバン市はアルメニア領内にあるアゼルバイジャン共和国の飛び地で、人口は約9万人。4月9日から14日には日本から海外へのビジネスチャンス拡大などを目指す起業家や個人らで結成された「越境会」の石田和靖会長の呼びかけで、沖縄県議会議長と宮古島市議会議員団を中心とした40人からなるアゼルバイジャン友好使節団が同都市などを訪問し、宮古島市との経済連携などについて意見を交わした。
写真展では使節団訪問時に撮影されたナヒチェバン市と首都のバクーの写真76点を展示。物産展ではアゼルバイジャン産のザクロジュースが販売されている。
オープニング式典には下地実行委委員長、イスマイルザーデ特命全権大使と下地敏彦市長、棚原芳樹市議会議長が出席。テープカットを前に下地実行委員長は「写真展・物産展を通して、より多くの市民にナヒチェバンを知ってもらいたく今回の企画となった。ナヒチェバンとの末永い交流を願っている」。イスマイルザーデ特命全権大使は「写真展・物産展が開催されることに心からお礼を言いたい。期間中、ぜひみなさんに見てほしい」。下地市長は「今回の写真展・物産展は市民にとって異国の文化に触れることのできる貴重な機会。多くの人に来てもらいナヒチェバンやアゼルバイジャンに興味を持ってもらいたい」。棚原議長は「写真展・物産展を通してより多くの市民にナヒチェバンを知ってもらいたい」とそれぞれあいさつした。
物産展の売上金は宮古島市とナヒチェバン市の共同義援金として熊本地震被災地に寄付される。