中尾(神奈川)が184㌔初V/ツール・ド・宮古島
女子は仲村(浦添)2連覇
第9回ツール・ド・宮古島2016(主催・同実行委員会)は12日、タイムを競うロードレースが行われた。最長の184㌔の部では中尾峻(31)=神奈川県=が5時間22秒のタイムで初優勝を飾り、女子は仲村陽子(43)=浦添市=が5時間46分51秒で2連覇を達成した。114㌔の部は大学生の酒井駿(19)=神奈川県=が初出場で初優勝。女子は足立リカ(40)=愛知県=が制した。
同大会は「スポーツアイランド宮古島」をPRし、観光振興とサイクルスポーツの普及による健康増進に寄与することが目的。初日の11日は114㌔と83㌔のサイクリングが行われた。
今回は過去最多の713人がエントリー。伊良部、来間、池間の三つの大橋を通る絶好のロケーションで行われた。
サイクリングは雨に見舞われたが、ロードレースは天気が回復し、それぞれの部で練習の成果を競った。
沿道には、大勢のボランティアが高速で走る選手たちにタイミング良く飲料水などを手渡し、各交差点では警察署員と一緒になって選手たちの安全を確保。エードステーションでは、自転車を降りた選手たちと交流を深めた。