全会一致で抗議文可決/女性暴行殺人事件
一般質問に6人登壇/多良間村議会6月定例会
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)6月定例会が16日開会した。先月うるま市で発生した、元米兵による、女性暴行殺人事件に関する意見書、抗議文の採決が行われ、全会一致で可決された。同意見書・抗議文は内閣総理大臣、在沖米国総領事、在米軍沖縄地域調整官に送られる。午後からは一般質問が行われ6人が登壇。伊良皆光夫村長に答弁を求めた。
富原安則氏は「村夢パテイオから前泊港へ続く道に外灯がない。観光客からも外灯があった方が良いとの指摘もある。現状はどうなっているのか」などと質問した。
伊良皆村長は「太陽光パネルの設置で明かりを灯し、観光客誘致に役立ててはとの意見もあるが、現在、太陽光パネル工事は小学校、中学校で優先的に工事を行っている。また、一括交付金を活用して出来るものと出来ないものがある。一括交付金が活用できるかを検討し、早急に対応したい」と答弁した。
本村健次氏は、現在工事中の定住環境促進住宅、建設工事の進捗状況と入居者の選考について質問した。
伊良皆村長は「住宅の性質と一括交付金が適用になったときから、村の業務へ関わる勤務する人が入居の条件となっている」と述べた。
本村氏は「4月に採用された、地域おこし隊が辞退したと聞いているがどうなっているか」とただしたのに対し、伊良皆村長は「本人の希望で辞退しており、建設中の部屋が満室になるようにこれからも引き続き3人の地域おこし隊を募集する」と答弁した。
きょう17日は、2016年度多良間村一般会計歳入歳出補正予算、水道事業、後期高齢者医療特別会計の補正などの議案審議が行われる。