島産のおいしさPR
マンゴー共和国建国式/島の駅みやこ
「島の駅みやこ」で19日、島産マンゴーの全国区ブランド化を目指した「マンゴー共和国」建国式が行われた。今年で3回目となるこのイベント。例年通り宮古島市の下地敏彦市長が大統領に就任したほか、建国宣言などが行われた。同イベントは、8月28日まで行われ、期間中はマンゴー特典マップを活用したマンゴーグルメや「マンゴースイーツグランプリ」などが実施される。
建国式では、大統領に就任した下地市長が「先ほど一切れ試食したらどうしても二切れ食べたくなった。そして、食べたらさらに三切れ目を食べてしまった。それだけ宮古島のマンゴーはおいしいということ。期間中、その魅力を伝え、広げていきたい」と述べた。
マンゴー生産者を代表してユートピアファーム宮古島代表の上地登さんが「今年は前年に比べて収穫量は約半分程度だが、それでもおいしいマンゴーができた。世界に誇れる宮古島のマンゴーを多くの人に味わってほしい」と呼び掛けた。
そのほか、宮古島商工会議所の下地義治会頭も建国式に参加し、宮古島産マンゴーの魅力とおいしさをアピールした。
イベント参加希望者は、「島の駅みやこ」に設置された入国管理事務所で入国手続きを行い、「入国ビザ」を取得すれば、イベント参加店舗が記載されたマンゴー特典マップを活用してマンゴーグルメが楽しめるほか、各店舗でそれぞれの特典が受けられる。
また、イベント期間中、島の駅みやこではマンゴー販売スペースを広く設け、「マンゴーカフェ」をニューオープンする。
そのほかにも、島産マンゴーを使った「マンゴースイーツグランプリ」を開催。グランプリに輝いた作品は、島の駅みやこの店頭やオンラインショップで販売を予定している。
建国式では、同共和国の三大義務として①三度の食事もままならないくらいマンゴーを食べ続ける②必要以上に値踏みをせずにマンゴーを積極的に購入する③ちょっとした知り合いでもためらいなくマンゴーを贈る-などが示された。