11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
政治・行政 社会・全般
2016年6月21日(火)9:04

推進派「活動活性化させる」 反対派「無茶苦茶なやり方」/市長陸自配備了解

市長答弁を傍聴する自衛隊配備推進・反対双方の市民ら=20日、市議会議場

市長答弁を傍聴する自衛隊配備推進・反対双方の市民ら=20日、市議会議場

 下地敏彦市長が20日に市議会6月定例会一般質問で、陸上自衛隊駐屯地を白川田水源流域に隣接する場所に建設する防衛省の計画を認めないとする一方、宮古島への自衛隊配備そのものは了解するとの考えを示したことについて、議会を傍聴していた配備に反対する市民は予定地が未定の状態で配備を了解するという表明に「無茶苦茶なやり方」と非難。配備賛成市民は配備実現へ「活動を活性化させる」との考えを示した。一方、推進派の宮古地区自衛隊協力会の野津武彦会長は、市長が自衛隊配備を了解したことに関して「(詳しくは)場所が決まってから」と述べるにとどめ、市長判断に対する評価などについては言及しなかったが「市長が容認した。われわれは活動を活性化させるだけ」と述べた。

 今回の市長表明に「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」の石嶺香織共同代表は「(白川田水源流域がある)福山地区を外せばどこにでも(陸自駐屯地を)つくって良いという答えを出したことになる。何が配備されるかも全く分からない状態で防衛省が言ってくることを全てOKする意味だと思う。福山以外でも汚染してはいけないところはある。市長の任期中に決めてしまおうという意図をすごく感じる」と強く非難。「こんな無茶苦茶なやり方を許すのかと市民に問われているのだと思う。大きな反対集会を開くなどみんなで結束して行動していかなければいけない」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!