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社会・全般
2016年6月22日(水)9:04

新しい碑の完成に笑顔

宮古島出身者医学博士第1号 砂川正亮氏生誕之地


新しい碑の完成を喜ぶ荻原さん(前列右から2人目)ら親族の皆さん=21日、七又公民館前

新しい碑の完成を喜ぶ荻原さん(前列右から2人目)ら親族の皆さん=21日、七又公民館前

 城辺の七又生まれで宮古島出身者として初めて医学博士の学位を取得した砂川正亮氏の生誕之地碑がこのほど新しく再建された。21日には正亮氏の孫で現在は岡山県で暮らしている荻原正恵さん(77)や親族が七又公民館前の同碑を訪れ、新しい碑の完成を喜んだ。

 1888年生まれの正亮氏は、1925年に東京医学専門学校(現東京医科大)卒、1929年に奈良県勤務衛生技師となり、1940年に大阪大学で医学博士の学位を受け、奈良県で初めてツベルクリン反応を実施し結核予防対策に尽力した。

 生誕之地碑は正亮氏没後に建立されていたが、50年ほどが経過し老朽化が激しくなったことから3年前に親族で再建を計画。準備を進め、先月中旬に完成した。

 新しい碑を確認するため荻原さんが来島。親族も集まり完成を喜び合った。荻原さんは「新しく完成し、とてもうれしい。私の母が祖父を尊敬していたので、母が一番喜んでいると思う。こんなにきれいな碑になったので、また地域の皆さんの心に残っていくと思う」と語った。


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