純利益8000万円超/宮古空港ターミナル社総会
直営店は過去最高売上げ
宮古空港ターミナル社(下地義治社長)は21日、市内のホテルで第39期(2015年4月1日~16年3月31日)定時総会を開いた。当期の総売上高は7億5260万円で、純利益は8713万円を計上した。任期満了に伴う取締役選任など3議案を承認。取締役会で下地社長が再任された。
事業報告によると、15年度の宮古空港における乗降客数は134万648人で、対前年比2万1247人(2%)増となり、2年連続で過去最高を更新した。貨物取扱量は1万4485・1㌧で、前年度の1万4239・6㌧に比べ1・7%増加した。
また、直営店全体売上げは約3億5200万円(前年比3・7%増)と過去最高となった。
特別利益として、スカイマーク社の撤退による施設の無償譲渡が600万円、賃料相当分違約金1600万円、地域再生可能エネルギー発電システム等導入対策事業補助金が5600万円計上され、税引前当期純利益は約1億2800万円(同124・6%増)と過去最高となった。
冒頭、下地会長は「貨物ターミナル地区において、宮古島市と共同申請を行い国からの補助金を活用した。太陽光発電・蓄電池設備を設置した。二酸化炭素削減と非常時の電源確保を目的としており、宮古島の地域振興並びに災害等にも強い施設づくりに努めている」と理解を求めた。
下地社長以外の取締役は次の通り。(敬称略)
下地洋一▽宮城健三▽浦崎唯昭▽内間康貴▽前谷哲郎▽長濱政治▽松原知之▽安村勇▽中尾忠筰▽野津芳仁▽下地信輔