「多くの市民が賛成」/自衛隊配備
池間豊氏、一般質問で強調
市議の池間豊氏は24日、開会中の市議会(棚原芳樹議長)6月定例会一般質問で、宮古島市への陸上自衛隊配備計画について「多くの市民が自衛隊配備はすべきであると思っている」「この議会でも9割以上の議員が賛成で、圧倒的多数で容認している」などと述べ、下地敏彦市長に「これ以上の民意はないと思う。こういう絶対的な民意を背景にして、堂々と自衛隊配備を進めていくべきだ」と述べ、配備に向け積極的な取り組みを求めた。
池間氏は質問で「(自衛隊配備で)なぜ市民の間で混乱が起きているのか」と指摘。「私が思うに、地下水審議会の議事録公開の請求に応じなかったり、学術部会の調査報告書を修正要求したりとか、そういった姑息なことをしようとするから市民の不信、不満につながる」と持論を展開した。
その上で「市議会では(議員)26人中、20人以上が賛成している。市長も市民の負託を受けて本市のトップリーダーとして賛成している」と述べ、宮古島への自衛隊容認は「民意」だと主張した。
下地市長は、同質問には見解を示さなかったが、池間氏が「(自衛隊配備で)なぜ市民の間で混乱が起きているのか」との質問には「本会議において、旧大福牧場周辺での大型工事などの建設は認めないと表明したことから、ある程度平常に戻っているものだと考えている」と述べた。