政治・行政
2016年6月25日(土)9:02
県道改善に協力を/伊良部自治会長会
市に働き掛け求める
伊良部地区自治会長会は24日午前、下地敏彦市長に対し、伊良部字伊良部地区内を通る県道の改善に関する要請を行った。危険回避に向け、早急な再整備を県に働き掛けるよう求めた。
要請は市役所平良庁舎で行われ、同会の山里英也会長ら複数の役員ほか、市議会の棚原芳樹議長、佐久本洋介市議も同席した。
再整備を求めている県道は、宮古製糖伊良部工場前の県道204号を北西向けに進行すると突き当たる部分。伊良部自治会の集落内に入る新道と旧道の取り付け箇所で、急カーブや幅員等が原因となり「非常に危険な状況」としている。
要請では大型トラックの交通量が増す製糖期に危険な状況になることや、トライアスロン大会の際、急カーブが原因で何件も事故が発生していることなどを指摘し、改善を求めた。併せて照明設置も要望した。
要請書には、早急な再整備と「安全安心な地域づくりのためにも県に強く働き掛けてほしい」と記した。
山里会長は「何としても改善してほしい」と協力を求めた。下地市長は「確かにあそこは急だ」と要請の趣旨に理解を示した。