南国の風受け快走/第1回ウインドサーフィン大会
宮古島で初開催
宮古島ウインドサーフィン大会第1回MIYAKOクラッシック(宮古島マリンリゾート協同組合など主催)が25日、平良トゥリバー地区内の宮古サンセットビーチの海上特設コースで開幕した。宮古島では初めての開催。初日は午前10時30分、サンセットビーチ前を約60人が伊良部島方向に向け一斉にスタート。カラフルなセイル(帆)に風を受け、コースを快走した。
レースは初級(約400㍍)、中級(約600㍍)、上級(約1㌔)の3コースでスラロームのハンディキャップレースで競われた。全級が一斉にスタートし、各級によって定められたブイを回り、トゥリバー地区に設置されたゴールを目指した。
スタート時の天候は晴れ、南南西の風6・3㍍、気温は31・3度だった。各出場者はセイルに風を受け、白波を立てながら、海上を快走した。全出場者が参加するレースは2レース行われ、その後は海外からの招待選手1人を含む招待選手約20人による、エキジビションレースが行われた。成績は順位によって与えられるポイントの2日間の合計で決まる。
プロウインドサーファーの岩崎勝郎さんは「きょう(25日)の風は、どの出場者にも良い風で、誰もがウインドサーフィンを楽しめる、理想的なコンディションだったといえるのではないか」と話した。
2日目の26日は、天候にもよるが、複数回のスラロームハンディキャップレースが予定されている。
大会は、ウインドサーフィンに適した宮古島に、全国からウインドサーファーに来島してもらうことで、島の活性化を図るとともに、同競技を宮古島の子どもたちにも普及させることなどを目的に開催された。