チラシ配布しアピール/薬物乱用防止
「ダメ、ゼッタイ」普及運動
薬物乱用防止活動の2016年度沖縄県「ダメ。ゼッタイ。」普及運動6・26ヤング街頭キャンペーンが25日、市内の大型スーパー前で行われた。伊良部高校の奥平翔也君ら7人、砂川中学校の友利佳恋さんら5人など関係者らが参加。買い物客らにパンフレットなどを配って薬物乱用防止をアピールした。また国連支援募金運動では、多くの市民が積極的に協力した。
同キャンペーンは、沖縄県「ダメ。ゼッタイ。」普及運動(実施期間20日~7月19日までの1カ月間)と地球規模の「新国連薬物乱用根絶宣言(2009~19年)に呼応した啓発活動の一環。標語は「ダメ。ゼッタイ。国際協力で薬物乱用をなくしましょう」。
セレモニーで、同運動実行委員会の砂川和之委員は「私たち、関係25団体から成る実行委員会は、『ダメ。ゼッタイ。』普及運動を平成5年の運動開始当初から実施している。この運動は、次代を担う若者たち、県民各層に広く薬物乱用問題を理解していただく良い機会であり、実行委員会としても強力に推進していきたい」と述べた。
宮古保健所の上原真理子所長(代読)は「薬物乱用は本人の心身を損なうばかりでなく、家族や地域社会など、本人の周辺へも悪い影響を及ぼすことから、社会全体で取り組まなければならない重要な問題である」と強調した。
奥平君と羽地未来さんが、国際麻薬乱用撲滅デーに向けた高校生メッセージを朗読。その中で「薬物には絶対に手を出さず、仮に仲間から薬物を試すよう誘われた時には、断る勇気を持つ」と強く訴えた。